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最近の動き
知的障害者労災事件判決

経営者責任を初認定
知的障害者労災死亡事故 4530万円賠償を命令 八王子支部

  東京都稲城市のクリーニング工場で起きた労災事故を巡り、死亡した知的障害者の従業員の母親が会社などに約9055万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁八王子支部の橋本和夫裁判長は10日、「安全国保の配慮を欠いていた」などと認め、会社側に約4530万円の支払を命じた。原告側弁護団は、知的障害者の労災死亡事故で経営者側の責任を認めた初の判決として、高く評価している。 
  訴えていたのは、死亡した高坂茂さん(当時42歳)の母奈美江さん(67)=東京都町田市。判決などによると、茂さんは00年3月24日、稲城市にある「アベ・サプライ」(東京都稲城市)の工場で作業中、乾燥機に詰まった洗濯物を取り除こうとして機械に巻き込まれ、4日後に死亡した。
  奈美江さんが「会社が安全管理を怠った」などと主張したのに対し、同社側は「事故は予見不可能で茂さんの過失の割合が高い」と反論していた。判決は「安全配慮義務を怠った」として、会社側の過失が大きいと判断した。
  原告側弁護団の清水建夫弁護士は「雇用する側の配慮が必要との判断を示した画期的判決だ」と話している。

(引用:2003年12月11日 毎日新聞)


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